いつのまにか子が生まれました。結婚したのが2015年なので8年目。付き合い始めたのが2000年(10歳)なので23年目ということになります。
僕自身子どもは苦手です。なにせ言語が通じません。なんにもわからないです。
しかも生き物なので、行動に対する再現性がありません。同じ入力をしても同じ出力が変えるとは限らないのです。しかも毎日成長しているので日々変数が増えていきます。
ソフトウェアエンジニアの観点からすると、せめてテストコードはないんですか、と言いたくなるところですが、残念ながらそんな物があるわけないです。
が、僕らにはテクノロジーとモノがありますし、彼ら・彼女らも生き物なりにメトリクスを提供してくれています。
親としてはなるべく楽をするために、子にとってはなるべくアラートを検知しやすいように、工夫できるものがないかなということでこの一ヶ月は色々試しました。
役に立つ、立たないはありますがメモしておきます。
ベビーテック部門
僕が利用しているベビーテックを分類すると、下記のようになります。
- カメラ
- 見て見守る系
- センサー
- 気付く系
- AI・記録
カメラ部門
Cubo Ai Plus スマートベビーモニター
類似品は色々あるのですが、鳥が可愛かったのでこちらに決定しました。
- メリット
- 室内・室外から定点観測が可能で、赤外線カメラ性能も優秀です。両親それぞれのスマホ、ダイニングテーブルにアームで固定したiPad、自分の仕事で使っているM2 Macにそれぞれアプリをインストールすることで、ほぼどこにいても観測できます
- ベビーセンサーパッドと組み合わせることで、カメラ映像に分間の振動回数を表示できます。赤ちゃんまじで動かないことあるので、これがないと死んでるのでは?と思うシーンが度々あります
- 育児中の記録が画像、動画を含めて残ります。記録タイミングは製品任せで、そこまで画質が良いわけではありませんが。用途としては、シフト制で育児に取り組んでいる場合、相手の様子を盗み見ることができて和みます。
- デメリット
- 重りは水のパックなので、動かそうと思えば簡単ですが、やはり億劫です。水平方向にはカメラが動かないため、ベッドから動かした場合は観測範囲からはずれがち。
- 解像度はFullHDで画像、動画を撮影できますが、カメラ性能自体が良い訳では無いのでアルバムとかには向かないかと思います。
AtomCam Swing
Cuboの観測外にでてしまったときに観測する子です。
- メリット
- アプリから垂直・水平方向にカメラを動かせて、なおかつ暗視性能も問題なし
- 音も聞けます。(双方向も可能)
- デメリット
- ほぼカメラマウントが必須です。これがないとカメラが転倒するし、どこを縛っても回転を殺すことになります
- アプリが不安定
センサー部門
SmartSock3
赤ちゃんの血中酸素濃度を計測するにはこれしか選択肢がありません。(そこまでする人もなかなかいないと思いますが)
- メリット
- 心拍数と血中酸素濃度を測ることができます。これによって、致命的な何かが起きてるわけではないんだなーという切り分けが可能になります。
- 新生児の期間は色々慣れていないのもあり、恐怖感が強いのでお守りになります。
- デメリット
- 慣れたらまず面倒くさくてつけないし、血中酸素濃度はあまり気にならない・・・。この先、発熱したりはあると思うので、そんなときにはまた使いたくなるかも。
- 輸入経由か中古品くらいしか日本では購入手段がない。
Monit
おむつセンサー。ただ、もう手に入れるルートが中古品くらいしかない?
https://shopping.nikkei.co.jp/projects/monit/rewards/3528
- メリット
- おしっこ・おなら(ガス量)の高精度の判定ができる。ガス量が高く、一定しているとうんち扱い。
- バッテリーが結構持つ。
- デメリット
- 慣れたらあんまりいらなくなる。これは、赤ちゃんの育児はある程度周期性をもったものなので、家の中に限って言えば、時間経過やにおいからある程度交換時期の判別がつき出すのでおむつセンサーを使わなくて良くなる。
- ただ、おそらく成長してくると周期性が当てにならなくなるのでまた必要になる時期が来るかもしれない
- 慣れたらあんまりいらなくなる。これは、赤ちゃんの育児はある程度周期性をもったものなので、家の中に限って言えば、時間経過やにおいからある程度交換時期の判別がつき出すのでおむつセンサーを使わなくて良くなる。
Cubo ベビーセンサーパッド
カメラの項で述べた通り。これがないと、寝ている間の生存確認が難しいので必須レベル。
Suima
泣き声を検知して揺れるベッド。残念ながらうちの子には効かない状況だが月齢のせいかなあとも思うので様子見。
なおベッドとしては普通に使い勝手が良い。でかいけど。
- メリット
- レンタルプラン色々あるのでお試しはできる。ただ、長期のほうが安い。
- 合う子は便利なんだろうと思う
- ベッドの片面のガードを引き下げられるのでおむつ交換等がやりやすい。
- デメリット
- 合わない子にとっては強制泣かせマシーンと化す。それはそれで、泣きつかれて寝てくれる面もあるが・・・。
- なんだかんだ高くつく。
AI・記録
パパっと育児
泣き声AI判定でも有名な記録アプリ。
- メリット
- 記録アプリとして優秀。僕はシフト制を敷いて育児をしていて、お互いに睡眠時間を確保しているので、その間の引き継ぎを最低限にできる
- 慣れてないうちはAI判定に頼れる。お腹すいた判定は割と正確かなと思う。
- デメリット
- 慣れてくるとAI判定はまず使わない。経験則である程度原因を判定できるようになってくる。
モノ部門
モノを工夫することで、育児を楽にできる点が色々あります。
哺乳瓶
ドクターベッタ シリーズ
ゲップをある程度予防することのできる哺乳瓶。ゲップを甘く見ていると育児が大変になりますので、個人的には必須レベルです。
ミルクを飲んだあと、しばらくして激しく泣いている原因がゲップを出せていないことにあることが非常に多いので、ゲップを予防しつつ、上手に出す技を親が学んでいく必要があります。
- メリット
- 厄介なゲップを予防することで、ギャンなきと洗濯ものの増加を予防できます
- デメリット
- 専用の洗浄ブラシ、電子レンジを使う消毒セットなどが事実上必須です。
椅子
AUTO SWING BEDi Long シェル EG
自動で揺らす事のできるハイローチェアです。
我が家の必須アイテムで、下手にベッドに寝かせるよりこっちで寝かしつける事が多いです。
- メリット
- 角度調整にかなりの自由が効く。水平は相当にミルクを吐きやすいので、やや傾けて使えるのが便利。寝てしばらく立ったらベッドに移す。
- 揺れの強さがsuimaと比べると優しいので、こちらは寝付くことが多い。電動なので手も疲れない
- デメリット
- 付属クッションはふかふかなので、結構暑いと思う。室温注意
おくるみ
ergopouch スワドル
通称「ミノムシ」、「たらこ」。ある程度自由に動けますが、それなりに拘束されるおくるみ。
室温に合わせたスワドルが展開されているので購入時は要注意。
- メリット
- めちゃくちゃ寝る。なにこれすごい
- デメリット
- 月齢によってサイズ展開しているので結構シビアなサイズ。
- 室温によって設定が色々あるので間違ったものを購入しないように。
- 僅かな期間しか使えない割にいいお値段する